羽田空港第3ターミナルの喫煙所はどこ?保安検査後の場所も解説

羽田空港第3ターミナル(旧国際線ターミナル)は、24時間多くの航空便が発着する日本の玄関口です。海外旅行や出張で利用する際、タバコを吸われる方にとって気になるのが喫煙所の有無と詳しい場所ではないでしょうか。特に保安検査を終えた後の制限エリアは、一度入ると戻ることができないため、搭乗ゲート付近の情報を正確に知っておくことが大切です。
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羽田空港第3ターミナル内にある喫煙所の全体概要
羽田空港第3ターミナルでは、分煙対策のために指定の喫煙専用室が各フロアに完備されています。
1-1. 一般エリアから制限エリアまでバランスよく配置
第3ターミナルの喫煙所は、1階から5階までの一般エリア、および保安検査を通過した後の出発サテライトエリアの各所に設置されています。これらはすべて屋内の密閉された空間であり、強力な換気システムによって煙が漏れないよう設計されています。青い看板のタバコマークを目印に探すことができ、24時間営業のターミナルに合わせて基本的にはいつでも利用可能です。
1-2. ターミナル内は全館禁煙のため指定場所を利用
羽田空港は健康増進法に基づき、ターミナルビル内は指定の喫煙所を除いてすべて禁煙となっています。これには加熱式タバコや電子タバコも含まれます。通路やロビー、トイレなどでの喫煙は厳禁ですので、必ずマップで喫煙所の位置を確認してから向かいましょう。また、屋外についても歩行喫煙は禁止されており、バス乗り場付近などの指定エリアのみで喫煙が認められています。
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出発前に便利!一般エリアの喫煙所詳細
チェックイン前後や、お見送りの際に利用できる一般エリアの喫煙スポットを解説します。
2-1. 2階到着ロビーと3階出発ロビーの設置場所
2階の到着ロビーには、手荷物受取所を出てすぐの一般エリアに喫煙所があります。これから都心へ向かう前や、フライトの疲れを癒やすのに適した場所です。3階の出発ロビーには、チェックインカウンターの並びの両端(北側と南側)に喫煙所が配置されています。スーツケースを預ける前や、同行者との待ち合わせの合間に一服するのに非常に便利なロケーションとなっています。
2-2. 4階江戸小路と5階展望デッキ付近の喫煙所
4階の飲食店街「江戸小路」や、5階のショップ・レストランフロアにも喫煙所はあります。特に5階の展望デッキ付近にある喫煙所は、滑走路や飛行機を眺める合間に利用できるため、観光気分で空港を訪れている方にも人気です。4階のレストラン街は昼食時や夕食時に混み合いますが、喫煙所は比較的スムーズに入室できることが多いです。ただし、5階の展望デッキ自体は屋外ですが禁煙ですので注意してください。
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保安検査通過後の喫煙所!搭乗ゲート付近の場所
最も重要となる、保安検査と出国審査を終えた後の制限エリア内の情報を詳しく見ていきましょう。
3-1. 免税店エリアと各搭乗ゲートへの通路にある設置点
出国審査を終えてすぐの免税店が並ぶエリア付近には、左右に分かれる通路の入り口近くに喫煙所が配置されています。109番から114番ゲート方面、および141番から148番ゲート方面に向かう途中でそれぞれ見つけることができます。これらの喫煙所は、これから始まる長距離フライトに備える多くの旅行者で賑わいますが、広めのスペースが確保されているため、圧迫感は少なめです。
3-2. サテライトエリアの遠いゲート付近の喫煙状況
第3ターミナルは増築によってサテライトエリアが広がっており、遠くの搭乗口(140番台など)を利用する場合は移動に時間がかかります。サテライト側にもしっかり喫煙所は設置されていますが、メインエリアの喫煙所を逃すと次の場所まで5分以上歩くこともあります。自分の搭乗ゲート番号を確認し、移動の途中にどの喫煙所があるかを事前に案内板でチェックしておくのが効率的です。
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到着時や移動時に使える1階と屋外の喫煙所
飛行機を降りた後や、バスやタクシーを待つ間に利用できるスポットの解説です。
4-1. 1階エントランスプラザ付近の喫煙専用室
1階はバス乗り場やタクシー待機所があるフロアです。ここには「エントランスプラザ」と呼ばれるエリアに喫煙所が設けられています。リムジンバスの待ち時間が長い場合や、深夜・早朝に空港に到着して一息つきたい時に重宝します。1階は比較的静かなフロアのため、混雑を避けてゆっくりと吸いたい方には穴場のスポットと言えるかもしれません。
4-2. 屋外のバス乗り場付近にある喫煙コーナー
建物の外、歩道沿いにも一部喫煙スペースが用意されています。ただし、近年の環境整備により屋外の喫煙所は減少傾向にあります。屋外で吸う際は、風向きによって煙が他のお客様に流れないよう配慮が必要です。また、雨天時は屋根がない場所もあるため、1階や2階の屋内喫煙所を利用するほうが快適に過ごせます。
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年末年始や繁忙期の混雑対策と注意点
2026年の年始など、空港が極端に混雑する時期に喫煙所をスムーズに使うコツです。
5-1. 混雑ピークを避けて穴場を見つける方法
年末年始の出国ラッシュ時は、どの喫煙所も入り口付近まで人が溢れることがあります。特に3階出発ロビーの中央付近や、出国審査直後の喫煙所は非常に混み合います。少し時間に余裕があるなら、1階まで降りるか、あるいは4階や5階の端にある喫煙所へ向かうと、待ち時間なしで利用できることがあります。また、制限エリア内でも、搭乗口がまだ決まっていない時間帯なら、あえて空いているサテライト側の喫煙所へ足を運ぶのも手です。
5-2. 喫煙マナーと電子タバコの利用ルール再確認
混雑時には、次の方のために必要以上の滞在を控えるのがマナーです。羽田空港ではアイコスやプルームテックなどの加熱式タバコも、紙巻きタバコと同じ喫煙所内で使用しなければなりません。煙が見えにくいからといってロビーの椅子に座って吸うような行為は、トラブルの元になるだけでなく、航空法の規定により罰せられる可能性もあります。ルールを遵守し、周囲の非喫煙者への配慮を忘れないようにしましょう。
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航空会社ラウンジ内の喫煙室について
特定の条件を満たす方が利用できるラウンジ内の喫煙設備についての情報です。
6-1. JALやANAのラウンジ内にある専用スペース
JALのサクララウンジやANAラウンジ内には、利用者専用の喫煙室が設けられています。一般エリアの喫煙所よりも静かで、ソファやドリンクサービスと合わせて利用できるため、ステータスをお持ちの方やビジネスクラス以上を利用する方には最も快適な選択肢となります。ただし、全てのラウンジに喫煙室があるわけではないため、受付で確認が必要です。
6-2. カードラウンジ(スカイラウンジ)の状況
提携クレジットカードで利用できる「SKY LOUNGE」などのカードラウンジ付近にも、喫煙所が配置されていることが多いです。ラウンジ内に喫煙室がない場合でも、ラウンジを出てすぐの場所に公衆の喫煙所がある設計になっていることが多いため、休憩の合間に立ち寄るのに適しています。
まとめ
羽田空港第3ターミナルの喫煙所は、利用者の動線に合わせて非常に機能的に配置されています。特に保安検査後の制限エリア内では、各ゲートへの通路に点在しているため、長距離フライト前の貴重な時間を有効に使うことができます。年末年始などの混雑期は特定の場所が混み合いますが、フロアを移動したり端の場所を選んだりすることで、ストレスなく利用することが可能です。空港のルールを守り、マナーある喫煙を心がけて、素晴らしい空の旅をスタートさせてください。
次は、出発ゲートの番号を確認して、そこから一番近い喫煙所をマップでチェックしてみることから始めてはいかがでしょうか。


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