七瀬りりこ、舞台女優として再始動
宝塚歌劇団雪組を退団した七瀬りりこは、舞台女優として新たな一歩を踏み出しました。彼女の演技力や華やかな存在感は多くの人々の注目を集めています。今回は、七瀬りりこの生い立ち、退団の理由、そして現在の活動について詳しくご紹介し、今後の展望についても考察します。
プロフィール
七瀬りりこ(本名:山下里紗)は1990年5月12日に神奈川県で生まれました。身長は168cmで、愛称は「りりこ」です。2010年に宝塚歌劇団に入団し、雪組に配属されました。同期には花組のトップスターを務めた方もおり、彼女は得意なバレエを活かし、早くからその美しいスタイルと表現力で注目を浴びていました。
宝塚退団までの軌跡
七瀬は入団以来、端正な容姿と安定した歌唱力で脇役から徐々に存在感を増していきました。2015年には『ロミオとジュリエット』で新人公演のヒロインを演じ、その後も主要な作品で準トップ格として活躍しました。2022年1月には『エリザベート』の千秋楽をもって退団し、退団理由は「表現の幅を広げ、新たな舞台に挑戦したい」という強い思いによるものでした。
退団後の現在の活動
退団後はフリーの舞台女優として活動を開始し、2022年春には小劇場でのシェイクスピア作品に主演し、その演技力が高く評価されました。同年夏には商業演劇『魔都夜曲』に出演し、JAICA AWARD最優秀女優賞にノミネートされました。さらに、テレビドラマや映画にも進出し、多方面での活躍が期待されています。
代表作・公演ハイライト
・『ロミオとジュリエット』(2015年、新人公演ヒロイン)
・『エリザベート』(2021年、雪組公演ソロダンサー)
・『魔都夜曲』(2022年商業演劇、主演)
・『白夜の舞踏』(2023年、現代劇初挑戦)
これらの作品では、繊細な感情表現とダイナミックなダンスが高く評価され、彼女のファン層は確実に拡大しています。
今後の予定・展望
2025年秋には劇団☆新感線の新作舞台『蒼き月の伝説』への出演が決まっています。また、冬には配信ドラマ『冬の星座』でヒロインを務める予定です。さらに、自ら脚本と演出を手がける小規模な舞台プロジェクトを立ち上げ、若手支援にも力を入れる意向を示しています。
まとめ
七瀬りりこは、宝塚退団後もその実力を揺るがすことなく、多彩な挑戦を通じて舞台女優としての新たな道を切り開いています。端正な容姿と高い表現力で数々の作品に彩りを与え、今後もますます注目される存在となるでしょう。
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