笹野高史の息子は俳優4人？家族の経歴や学歴、私生活を徹底解説
日本を代表する名脇役として、映画やドラマに欠かせない存在である笹野高史さん。その唯一無二のキャラクターと確かな演技力は、多くの視聴者を魅了し続けています。プライベートでは4人の息子さんがいらっしゃいますが、驚くことにその全員が俳優として活動しているという、まさに芸能一家です。
「笹野高史さんの息子さんはどんな作品に出ているの？」「親子共演はあるの？」と気になっている方も多いのではないでしょうか。また、笹野さん自身の波瀾万丈な経歴や、17歳年下の奥様との馴れ初めなど、知られざるエピソードも満載です。この記事では、笹野高史さんと4人の息子さんのプロフィール、経歴、学歴から、素敵な家族の形まで詳しくご紹介します。
笹野高史の息子4人は全員俳優！名前と経歴を詳しく紹介
笹野高史さんには4人の息子さんがおり、全員が笹野さんと同じ事務所「グランパパプロダクション」に所属する俳優です。お父さんの背中を見て育った息子たちが、同じ道を志すというのは非常に素敵なことですね。
長男は、ささの翔太（ささの しょうた）さん。1991年生まれで、幼少期から子役として活動していました。特撮ドラマ『手裏剣戦隊ニンニンジャー』では、父・高史さんが演じた伊賀崎好天の青年時代役を務め、親子で同じ人物の異なる世代を演じるという珍しい共演も果たしています。
次男は、ささの友間（ささの ゆうま）さん。1993年生まれで、映画『遠くの空に消えた』やNHK大河ドラマ『龍馬伝』など、話題作に多数出演しています。子役時代から培った確かな演技力には定評があり、物語に深みを与える名プレイヤーとして活躍しています。
三男は、ささの堅太（ささの けんた）さん。1995年生まれで、ドラマ『光とともに… ～自閉症児を抱えて～』や大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』などに出演経歴があります。2022年には第一子となる男の子が誕生したことを報告しており、笹野高史さんをおじいちゃんにしたことでも話題となりました。
四男は、ささの貴斗（ささの たかと）さん。1997年生まれで、ドラマ『瑠璃の島』や映画『武士の一分』などで活動。映画『武士の一分』では父・高史さんと共演しており、兄弟の中でも特に多くの作品でキャリアを積んでいます。
親子5人での共演も？話題となった作品とエピソード
笹野家が注目を集める理由の一つに、親子共演の多さがあります。特に有名なのが、2016年に放送された特撮番組『手裏剣戦隊ニンニンジャー』です。この作品では、笹野高史さんが「ラストニンジャ」こと伊賀崎好天役で出演していましたが、物語の重要な回で4人の息子さん全員が登場し、親子5人での共演が実現しました。
この時、長男の翔太さんは父の青年時代を演じ、他の3人の息子たちもそれぞれ役柄を与えられて出演。視聴者からは「笹野家が大集合している！」「顔が似ていて面白い」と大きな反響を呼びました。
また、笹野高史さんは息子たちが俳優になることに対し、決して無理強いはしなかったそうです。しかし、自然と息子たちが俳優という職業に興味を持ち、撮影現場で父親の仕事ぶりを間近で見てきたことが、4人全員が俳優になるという奇跡的な結果に繋がったのでしょう。
笹野高史の奥様はどんな人？17歳年下の妻との馴れ初め
笹野高史さんの奥様は、元劇団員の笹野絹代さんです。笹野さんよりも17歳年下という年の差婚ですが、お二人の絆は非常に固いことで知られています。
出会いは、笹野さんが所属していた劇団「自由劇場」でした。当時、劇団の看板俳優として活躍していた笹野さんに憧れて入団してきたのが、若かりし頃の絹代さんでした。馴れ初めについては、意外にも絹代さんの方から積極的にアプローチをしたと言われています。
笹野さんは当初、自分よりもずっと若い絹代さんからの好意に戸惑いもあったようですが、彼女のまっすぐな想いに心動かされ、交際・結婚に至りました。結婚生活は30年を超えますが、今でも夫婦仲は非常に良く、バラエティ番組などで見せる仲睦まじい様子は視聴者の憧れとなっています。笹野さんが俳優として大成できた背景には、家庭をしっかりと守り、4人の息子を育て上げた奥様の献身的な支えがあったことは言うまでもありません。
笹野高史のプロフィール：身長・年齢・出身地
ここで、笹野高史さんの基本的なプロフィールをまとめます。
氏名：笹野 高史（ささの たかし）
生年月日：1948年6月22日
年齢：77歳（2025年現在）
出身地：兵庫県津名郡一宮町（現・淡路市）
身長：167cm
体重：57kg
血液型：O型
特技：トランペット、大阪弁、船の操縦（小型船舶免許）
笹野さんは1948年生まれの現在77歳です。身長167cmという平均的な体格ながら、スクリーンの中では何倍も大きく見えるような存在感を放っています。特技のトランペットは、劇団時代の名作舞台『上海バンスキング』でも披露されており、その腕前はプロ級です。
笹野高史の学歴：淡路島の造り酒屋から芸術の道へ
笹野高史さんの生い立ちと学歴を辿ると、苦労人としての一面が見えてきます。
出身小学校：一宮町立江井小学校（現・淡路市立江井小学校）
出身中学校：一宮町立一宮中学校（現・淡路市立一宮中学校）
出身高校：兵庫県立洲本高等学校
出身大学：日本大学 芸術学部 映画学科（中退）
笹野さんは淡路島の造り酒屋の四男として生まれ、比較的裕福な家庭で育ちましたが、幼少期に両親を亡くすという悲しい経験をされています。地元の洲本高校を卒業後、俳優を志して上京し、日本大学芸術学部に入学しました。
しかし、大学での講義よりも実際の芝居に興味を持ち、当時気鋭の劇団だった「自由劇場」に裏方として入り浸るようになります。結局、大学は中退することになりますが、その後の1年半におよぶ船乗り生活を経て、再び表現の世界へ戻るというユニークな経歴を持っています。
笹野高史の経歴：遅咲きの名脇役が掴んだ栄光
笹野高史さんの俳優キャリアは、決して平坦なものではありませんでした。
劇団「自由劇場」でキャリアをスタートさせた笹野さんは、舞台『上海バンスキング』のバクマツ役で注目を集めます。しかし、映像の世界でその名が広く知れ渡るようになったのは、40代を過ぎてからのことでした。
山田洋次監督の作品に数多く起用され、『男はつらいよ』シリーズや『釣りバカ日誌』シリーズの常連俳優として定着しました。特に2006年の映画『武士の一分』では、主人公を支える老僕・徳平役を演じ、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。50代後半にして、名実ともに日本を代表する名脇役としての地位を確立しました。
近年では、テレビCMの「スカッとジャパン」での「スカッとばあちゃん」役や、特撮番組での威厳ある祖父役など、コミカルからシリアスまでこなす「変幻自在の俳優」として、老若男女問わず愛されています。
私生活での笹野高史：多趣味でアクティブな素顔
笹野高史さんは、プライベートでも非常にアクティブで多趣味なことで知られています。
まず有名なのが、車やバイクへの情熱です。70代を過ぎても大型バイクを乗りこなし、若々しいファッションで趣味を楽しむ姿は、SNSなどでも話題になります。また、船乗りをしていた経験から海への造詣も深く、小型船舶の免許も所持しています。
さらに、自身のYouTubeチャンネルを開設したり、Instagramで日常を発信したりと、新しいテクノロジーにも積極的に挑戦しています。こうした「何事も楽しむ」というポジティブな姿勢が、彼の若々しさの秘訣なのかもしれません。息子さんたちとも非常に仲が良く、時には俳優の先輩として厳しく、時には優しい父親として、良き関係を築いています。
まとめ
笹野高史さんは、4人の息子さん全員が俳優という、稀に見る芸術一家の家長です。ささの翔太さん、友間さん、堅太さん、貴斗さんの4人は、父の背中を追いながらそれぞれのフィールドで着実にキャリアを積んでいます。
17歳下の奥様との強い絆に支えられ、遅咲きながらも日本アカデミー賞を受賞するまでの名俳優となった笹野さん。その人生は、淡路島での幼少期、船乗り生活、劇団での下積み、そして映画界での成功と、まさにドラマチックな歩みでした。
現在も現役で走り続ける笹野高史さんと、そのDNAを受け継いだ4人の息子たち。今後、親子での共演がさらに増えるのか、あるいは息子さんたちが父を超えるような名優へと成長していくのか、楽しみは尽きません。
「ワン・アンド・オンリー」の存在感を放ち続ける笹野高史さんのこれからの活躍、そして笹野家全員のさらなる飛躍を、これからも応援していきましょう。
笹野さんの最新の出演情報や、息子さんたちの活躍については、公式サイトやSNSで随時更新されていますので、ぜひチェックしてみてください。
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