ディズニーチケットとファストパス最新！種類と賢い予約方法

東京ディズニーランドのファストパスは2023年に終了しており、現在は新しい無料・有料のパスが導入されています。最新のシステムでは、スマホアプリを活用して効率的にアトラクションを回るのが主流となっています。

1. ディズニーランドやディズニーシーのチケット料金

東京ディズニーリゾートのチケット料金は一律ではなく、入園日によって価格が変動する変動価格制が採用されており、事前の確認が重要です。

1-1. 基本となる1デーパスポートの価格設定

1デーパスポートは開園時から1日中パークを楽しめる最も一般的なチケットですが、料金は日ごとに異なります。現在の設定では、大人は7,900円から10,900円、中人は6,600円から9,000円、小人は4,700円から5,600円の範囲内で、混雑予想に合わせて日ごとに決まります。土日や大型連休は最高値に設定されることが多いため、予算を抑えたい場合は平日の閑散期を狙って計画を立てるのが賢明な判断となります。

1-2. チケットをクレジットカードで買うメリット

オンラインでのチケット購入はクレジットカード決済が基本となっており、これには単なる支払い以上の利点があります。利用金額に応じたポイントが還元されるため、家族全員分のチケット代金を決済すれば、まとまったポイントを獲得できます。また、一部のカード会社では独自のキャンペーンとしてパークチケットや貸切イベントの招待を行っている場合もあり、現金で購入するよりも実質的な還元や特典を多く受けられる可能性が高まります。

2. ディズニーランドやディズニーシーの料金を割引する方法

通常の1デーパスポート以外にも、入園時間を限定したチケットを選択することで、入園料を実質的に安く抑えることが可能です。

2-1. アーリーイブニングパスポートを使う

休日の午後3時から入園できるアーリーイブニングパスポートは、1デーパスポートよりも安価に設定されています。休日に限られますが、大人の場合は6,500円から8,700円程度で購入でき、夕方からのパレードや夜の演出をメインに楽しみたい方に最適です。昼間の混雑が少しずつ緩和され始める時間帯から入場できるため、特定のショーやアトラクションを効率的に楽しみたい時に重宝します。

2-2. ウィークナイトパスポートを使う

平日の午後5時から入園可能なウィークナイトパスポートは、仕事帰りや学校帰りの短時間利用に特化したチケットです。料金は4,500円から6,200円程度と非常にリーズナブルで、限られた時間で特定のアトラクションに乗ったり、パークでの夕食を楽しんだりするのに適しています。平日の夜に少しだけパークの雰囲気を味わいたいという方にとって、最もコストパフォーマンスの良い選択肢と言えます。

3. 学生や会員向けの特別なパスポート

特定の時期には学生向けの割引や、公式ファンクラブ会員向けの優遇チケットが販売され、通常よりもお得に入園できるチャンスがあります。

3-1. カレッジパスポートを使う

2026年1月から3月にかけて、大学生や専門学生を対象としたカレッジパスポートが期間限定で販売されます。このチケットは通常の1デーパスポートから最大1,900円程度割引され、7,000円から9,000円の範囲で購入できる非常に強力な割引チケットです。春休みの卒業旅行や友人との思い出作りを計画している学生の方にとっては、年間のうちで最もお得にパークを1日楽しめる機会となります。

3-2. ファンダフル・ディズニー・パスポートを使う

公式ファンクラブであるファンダフル・ディズニーの会員は、対象日限定で割引価格のパスポートを購入することができます。大人は500円引き、中人は400円引き、小人は300円引きといった特典が設定されることが多く、頻繁にパークを訪れるファンにとっては年会費以上のメリットが得られる場合もあります。メンバー限定の先行販売やグッズ購入権と合わせ、計画的な来園を支援してくれる制度です。

4. 宿泊や旅行予約を組み合わせたお得なプラン

遠方からの旅行や特別な記念日には、宿泊とチケットをセットにすることで、確実かつ便利にパークを満喫できます。

4-1. JTBでチケットを予約する

大手旅行会社のJTBでは、宿泊とパークチケットがセットになったプランを豊富に展開しており、チケット単体での購入が難しい混雑日でも在庫を確保している場合があります。交通機関と宿泊、チケットをまとめて予約することで、個別に手配する手間が省けるだけでなく、トータルの旅行費用を抑えられるパッケージツアーも見つかります。旅行会社のポイントも貯まるため、次回の旅行に役立てることも可能です。

4-2. チケット付き宿泊プランを予約する

ディズニーホテルやオフィシャルホテルが提供するチケット付き宿泊プランは、ホテル内で確実にチケットを購入できる権利が付帯しています。宿泊者限定の特典として、一般ゲストより15分早く入園できるハッピーエントリーが利用できる場合もあり、朝の混雑を避けて人気アトラクションをいち早く楽しめるという付加価値が得られます。特別な一日の満足度を高めるためには非常に有効な選択です。

5. 福利厚生や優待制度をフル活用する

勤め先の福利厚生や保有している株式の優待制度を利用することで、自己負担を最小限に抑えて入園することが可能です。

5-1. コーポレートプログラム利用券を使う

企業の福利厚生として導入されているコーポレートプログラムでは、従業員向けに数千円分の利用補助券が発行されます。オンラインでのチケット購入時に個券番号を入力することで、その場で割引が適用されます。自身の会社や家族の勤務先がこの制度に加入していないか、あるいは所属している健康保険組合のサイトでキャンペーンが行われていないか事前に確認しておくことで、大きな節約につながります。

5-2. オリエンタルランドの株主優待を使う

株式会社オリエンタルランドの株主になると、保有株数に応じて株主用パスポートが配布されます。これは無料で1日入園できるチケットであり、有効期限内であれば好きなパークを選択して利用できます。長期保有することで配布枚数が増える長期保有特典もあり、ディズニーを末永く楽しみたいという方にとって、最も贅沢かつ賢いチケット入手方法のひとつとなっています。

6. ポイント交換や特殊な割引制度の利用

クレジットカードのポイント交換や公的な証明書による割引についても、正しく理解しておくことで負担を軽減できます。

6-1. Oki Dokiポイントをチケットと交換する

JCBカードの利用で貯まるOki Dokiポイントは、一定のポイント数でパークチケットと交換することが可能です。日々の光熱費やスマートフォンの料金、食費などをJCBカードで決済していれば、意識せずにポイントが貯まり、実質無料でチケットを手に入れることができます。ポイントの有効期限を確認しつつ、家族分をまとめて交換できるよう計画的に貯めていくのが効率的です。

6-2. 障がい者割引を利用する

身体障がい者手帳などをお持ちの方と同伴者1名は、専用の割引価格でチケットを購入できます。1デーパスポートが通常料金よりも2割程度安く設定されており、大人であれば6,500円から8,700円程度で購入可能です。入園当日には指定された証明書の原本提示が必要ですが、誰もが安心してパークを楽しめるように配慮された大切な制度であり、多くの方がこの魔法の場所を訪れる機会を支えています。

まとめ

かつてのファストパスに代わり、現在は無料のプライオリティパスや有料のプレミアアクセスが導入されていますが、これらを最大限に活用するには事前のチケット確保が第一歩です。2026年には学生向けのカレッジパスポートやファンクラブ向けの特典など、お得な種類が多数用意されています。自分のライフスタイルや目的に合ったチケットとパスを選び、公式アプリを駆使することで、待ち時間を短縮した充実した一日を実現してください。