土居志央梨のバレエ歴は?15年の実力と10DANCEで見せた凄さ

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の山田よね役で圧倒的な存在感を放ち、現在はNetflix映画「10DANCE」での情熱的なダンスが話題となっている土居志央梨さん。劇中で見せるしなやかな身のこなしや、凛とした立ち姿に「本物のダンサーなの?」と驚く声が後を絶ちません。
実は、土居志央梨さんは3歳から18歳までの15年間、クラシックバレエに打ち込んできた経歴の持ち主です。俳優への転身を決めるまで、彼女の生活の中心には常にバレエがありました。
この記事では、土居志央梨さんの15年にわたるバレエ歴の詳細から、最新作「10DANCE」で魅せた社交ダンスの裏側、さらには身長、年齢、学歴、経歴といったプロフィールまで、その魅力を余すところなくお伝えします。
土居志央梨のバレエ歴は15年!プロを目指した本格派の過去
土居志央梨さんがバレエを始めたのは3歳のときです。それから高校を卒業するまでの約15年間、彼女はバレエ一筋の生活を送ってきました。
多くの習い事レベルとは一線を画し、毎日のようにレッスンに通い、数多くの舞台公演に出演。当時は周囲からも、そして本人も「将来はバレリーナになる」と信じて疑わないほど、本格的にプロを目指していました。
しかし、高校卒業という進路決定のタイミングで、彼女は大きな決断を下します。「バレエ以外の世界も知っておきたい」という強い好奇心から、長年続けてきたバレエの道を離れ、表現の場を「映画・俳優」の世界へと移すことにしたのです。
虎に翼で見せた「よねさん」のキレを生んだバレエの基礎
土居志央梨さんの名前を全国区にした「虎に翼」の山田よね役。男装の弁護士という難しい役どころでしたが、視聴者の間で話題になったのが、よねが見せる「キレのある動き」や「美しい姿勢」でした。
特に、劇中でのふとした足さばきや、背筋がピンと伸びた立ち振る舞いは、長年のバレエ経験で培われた体幹の強さがそのまま活かされています。
情報番組「あさイチ」に出演した際、劇中で披露した華麗なターンについて「バレエをやっていて良かった」と笑顔で語っており、俳優となった今でも、15年間のバレエ経験が彼女の演技の大きな武器になっていることが分かります。
Netflix映画「10DANCE」で社交ダンスに挑戦!
2025年12月から配信されているNetflix映画「10DANCE」で、土居志央梨さんはラテンダンスの王者・鈴木信也(演:竹内涼真)のパートナー、田嶋アキ役を演じています。
この作品は、ラテンとスタンダードという異なる種目のトップダンサーが、全10種目を競う「10ダンス」に挑む物語です。土居さんが演じるアキは、情熱的でダイナミックなダンスが特徴のキャラクターです。
社交ダンス未経験からの驚異的な役作り
バレエ経験者とはいえ、社交ダンス、特にラテンダンスは土居さんにとって全くの未経験でした。バレエが「重心を上に引き上げ、一人で美しさを完結させる」のに対し、社交ダンスは「重心を低く保ち、パートナーとエネルギーを交換し合う」という真逆の要素が求められます。
土居さんは撮影に向けた猛特訓の中で、長年身体に染み付いたバレエ特有の動きをあえて「捨てる」という作業から始めたといいます。劇中で見せた180度を超える美しい開脚ポーズや、激しいステップの数々は、バレエで培った柔軟性と、新たなジャンルに飛び込んだ彼女のプロ根性が結実したものです。
土居志央梨のプロフィールと身長・年齢
土居志央梨さんの基本プロフィールをご紹介します。
名前:土居 志央梨(どい しおり)
生年月日:1992年7月23日
年齢:33歳(2025年現在)
出身地:福岡県
身長:168cm
血液型:O型
職業:女優
所属事務所:ファザーズコーポレーション
168cmという高身長は、バレエや社交ダンスのシーンでも非常に映える強みとなっています。「10DANCE」でペアを組んだ竹内涼真さん(185cm)ともバランスが良く、ダイナミックなパフォーマンスを実現しています。
土居志央梨の学歴と輝かしい経歴
土居志央梨さんは、バレエを辞めた後の進路選びも非常に個性的です。
学歴:京都造形芸術大学で映画を学ぶ
出身大学:京都造形芸術大学(現:京都芸術大学)映画学科俳優コース
高校卒業後、バレエから離れた彼女が進学先に選んだのは、京都の名門・芸術大学でした。この大学の5期生として、映画制作の現場を肌で感じながら演技の基礎を学びました。
在学中からその才能は際立っており、2011年には大学のオーディションを経て、林海象監督の映画「彌勒」で早くも俳優デビューを果たしています。
経歴:実力派女優としての歩み
大学卒業後は、舞台や映画を中心にキャリアを積んできました。
2011年:映画「彌勒」でデビュー
2015年:映画「赤い玉」に出演
2020年:連続テレビ小説「おちょやん」に出演
2024年:連続テレビ小説「虎に翼」山田よね役
2025年:Netflix映画「10DANCE」田嶋アキ役
特に「虎に翼」での再ブレイク以降、そのクールな外見と熱い演技のギャップに魅了されるファンが急増しています。バレエで培われた「一瞬で空間を支配する表現力」は、映像作品においても圧倒的な存在感として発揮されています。
特技はバレエだけじゃない!ピアノや語学も
土居志央梨さんのプロフィールには、特技として「クラシックバレエ」のほかに「ピアノ」も挙げられています。また、福岡県出身ということもあり、博多弁や関西弁(京都での大学生活で習得)といった方言も得意としています。
音楽的なセンスと、バレエで鍛えたリズム感、そして俳優としての確かな演技力。これらすべてが組み合わさることで、彼女にしか演じられない唯一無二のキャラクターが生まれています。
土居志央梨のダンスに対する世間の反応
「10DANCE」の配信や「虎に翼」での活躍を受け、SNS上では彼女のダンス能力を絶賛する声が多く見られます。
「よねさんの動きに無駄がないのは、バレエの基礎があるからだと納得した」
「10DANCEでのドレス姿とダンスが美しすぎて、目が離せなかった」
「バレエ経験者が社交ダンスに挑むのは大変なはずなのに、完璧にこなしていて凄い」
特に、バレエ経験者特有の「指先の美しさ」や「首筋のライン」が、ダンスシーンにおいて高貴な印象を与えていると高く評価されています。
まとめ
土居志央梨さんのバレエ歴は、3歳から始まった15年間にわたる真剣な歩みそのものでした。
一度はプロのバレリーナという夢を置いた彼女ですが、その15年で培った努力、柔軟性、そして表現への情熱は、俳優としての今の彼女を支える最大の土台となっています。
「虎に翼」で見せた凛々しい姿から、「10DANCE」で見せた情熱的なダンサーの姿まで、彼女の変幻自在な演技の裏には、常にバレエで磨き上げた身体能力が隠されています。
33歳を迎え、俳優としてますます輝きを放つ土居志央梨さん。バレエという原点を持ちながら、新しいジャンルに恐れず挑戦し続ける彼女の姿は、多くの人に勇気を与えています。次に彼女がどのような「表現」を見せてくれるのか、これからの活躍が楽しみでなりません。


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