郵便局年末年始2026の営業時間!窓口の休みと配達・ATM情報

2025年から2026年にかけての年末年始、年賀状の投函や荷物の発送、急な現金の引き出しなど、郵便局を利用する機会は多くなります。しかし、郵便局は銀行と同様に、年末年始期間は通常の営業時間とは大きく異なる変則的なスケジュールで運用されます。
本記事では、2026年のお正月期間における郵便局の窓口営業日、郵便物や荷物の配達スケジュール、ATMの利用時間、そして年賀状を元日に届けるための最終期限について詳しく解説します。
2026年郵便局の窓口営業スケジュールと休み
郵便局の窓口営業は、店舗の規模によって「郵便窓口」と「ゆうちょ銀行(貯金窓口)」で対応が分かれます。
一般的に、小規模な郵便局(特定郵便局など)は、2025年12月31日から2026年1月3日までの期間、窓口業務が完全に休みとなります。営業再開は1月5日月曜日からとなるのが通例です。
一方で、各地域の中核となる「大規模な郵便局(旧普通郵便局)」では、土日祝日も営業している「ゆうゆう窓口」が設置されており、年末年始期間中も郵便物の差し出しや切手の購入、荷物の受け取りが可能です。ただし、ゆうゆう窓口であっても年末年始は営業時間を短縮する場合が多いため、事前に最寄りの基幹局の営業時間を確認しておくことが重要です。
ゆうちょ銀行窓口とATMの年末年始稼働状況
ゆうちょ銀行の「貯金窓口」および「保険窓口」については、2025年12月31日から2026年1月3日まで、全国一斉に休業となります。この期間、通帳の繰り越しや高額な払い戻し、各種手続きは一切できません。
ATMの利用については、設置場所によって状況が異なります。
郵便局内に設置されているATMは、その局が閉まっていても正月三が日を含めて利用可能な場合が多いですが、利用時間は日曜・休日扱いとなります。ファミリーマートなどのコンビニエンスストアに設置されているゆうちょATMは、原則として24時間利用可能です。
注意点として、1月1日から3日までは提携金融機関のカード利用に制限がかかったり、手数料が休日割増になったりすることがあります。また、システムメンテナンスのために一時的に全てのサービスが停止する時間帯が設定されることもあるため、現金が必要な場合は12月30日までに準備を済ませておくのが最も安心です。
年賀状を2026年元日に届けるための投函期限
新しい年の挨拶である年賀状を元日に確実に届けるためには、日本郵便が指定する期限までに投函する必要があります。
2026年元日に届けるための引き受け開始は2025年12月15日からです。そして、確実に元日に届けるための最終投函期限は「2025年12月25日」となります。
26日以降に投函された場合でも、近隣地域であれば元日に間に合う可能性はありますが、遠方への送付や仕分けの混雑状況によっては、2日以降の到着となってしまいます。
もし25日を過ぎてしまった場合は、できるだけ早く、できれば大きな郵便局のポストや窓口へ直接持ち込むことで、少しでも早く届く可能性を高めることができます。
年末年始の郵便物・ゆうパックの配達スケジュール
2026年の正月期間、郵便物や荷物がいつ届くのかは、サービスの種類によって明確に決まっています。
まず、普通の郵便物(手紙やハガキ)は、元日を除き、1月2日と3日の配達は原則として休みとなります。ただし、年賀状に限っては元日に特別配達が行われます。
一方で、以下のサービスは年末年始も休まず毎日配達が行われます。
「ゆうパック」「レターパックプラス」「レターパックライト」「速達」「書留」「クリックポスト」などです。
これらのお急ぎの荷物や追跡機能付きのサービスは、正月三が日であっても通常通り受取人の元へ届けられます。お歳暮の送り遅れや、お正月の帰省先への荷物発送などは、ゆうパックを利用することで滞りなく進めることが可能です。
年末年始の混雑回避とスムーズな発送のコツ
年末の郵便局は、年賀状の購入や荷物の発送で一年で最も混雑します。特に12月20日から30日にかけての窓口は、30分以上の待ち時間が発生することも珍しくありません。
混雑を避けるためのポイントをいくつか紹介します。
一つ目は「キャッシュレス決済の活用」です。現在、多くの郵便局でクレジットカードや電子マネー、QRコード決済が利用可能です。小銭のやり取りを省くことで、窓口での手続き時間を短縮できます。
二つ目は「ゆうパックスマホ割」や「Webゆうパックプリント」の利用です。自宅で送り状を作成し、二次元コードを局内の専用端末(ゆうプリタッチ)で読み取るだけでラベルが出力されるため、手書きの手間が省け、窓口滞在時間を大幅に減らせます。
三つ目は「ポスト投函の活用」です。レターパックや厚さ制限内のゆうパケットなどは、窓口に並ばずともポストへ投函するだけで発送が完了します。
お年玉付き年賀はがきの当選発表と賞品
2026年のお年玉付き年賀はがきの抽選日は、例年通りであれば1月中旬の日曜日に行われます。
当選番号が発表されたら、お手元の年賀状を確認し、当選していた場合は郵便局の窓口へ持ち込むことで賞品と交換できます。交換の際には、本人確認書類が必要になる場合があるため注意してください。また、書き損じてしまった年賀ハガキや、余ってしまった未使用のハガキは、所定の手数料(1枚につき5円程度)を支払うことで、通常の切手や官製ハガキに交換してもらうことができます。
海外への発送(国際郵便)に関する注意点
年末年始に海外へ荷物やカードを送る場合、通常の時期よりも大幅に日数がかかることを覚悟しなければなりません。
2026年時点でも、国際情勢や航空便の混雑により、EMS(国際スピード郵便)であっても遅延が発生しやすくなっています。また、多くの国で年末年始は税関が休業するため、荷物が止まってしまうこともあります。海外への年賀カードやプレゼントは、12月上旬には発送を完了させておくのが理想的です。
まとめ
2026年の郵便局年末年始利用を成功させるためのポイントは以下の通りです。
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普通郵便局の窓口は12月31日から1月3日まで休み。急ぎは「ゆうゆう窓口」へ。
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年賀状を元日に届けるなら、12月25日までに投函する。
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ゆうパックや速達は、お正月期間も毎日配達される。
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ATMは利用可能だが、銀行によっては休日手数料や時間制限がある。
事前の準備と確認を行うことで、慌ただしい年末年始をスマートに乗り切りましょう。
お近くの郵便局の具体的な営業時間や、ゆうゆう窓口の有無については、日本郵便公式サイトの「郵便局をさがす」から最新情報を検索することができます。ぜひ、お出かけ前にチェックしてみてください。


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